チンポログ

チンポに関係すること

萌えリフレに行った話

 萌えリフレに行ってきたので報告です。今後行く人の参考というか啓蒙のために書きます。

 

 

店舗概要:日本橋にある健全萌えリフレ。60分10000円。肩や腰のマッサージ、添い寝、ハグ。萌えリフレに健全もクソもあるかよと思う。

 

 

 

 

 

 

 昼過ぎに起きた。リフレに行こうと思った。

 

 お店に電話すると17時からの予約が取れた。夕方に予定が入ると空虚だった休日がグッと引き締まる感じがする。念入りにシャワーを浴びてから家を出て、汗をかかないように日陰を選んで駅まで歩いた。僕は今から女の子と密着するのだ。緊張のあまり1時間に5回トイレに行った。

 

 日本橋駅からお店へと向かう。道中にはリフレの客引きのメイドさんやJKがたくさん立っていた。親の顔より見た風景である。リフレなんて全く興味ありませんの顔をしてせかせかと歩きながら、メイドさんとそれに捕まるオタク達を横目で観察した。うーん、学生の頃はこれに金出すオタクはおしまいだなあと思っていたのだが。まさかとは思うが、僕はもうおしまいなのだろうか。まさか・・・

 

 

 アニメショップに挟まれた雑居ビルにお店はあった。受付でお金を払って女の子に着てもらう服を選ぶらしい。コスプレも基本料金に含まれているらしく、かなり良心的である。僕は最近の気分を反映して、清楚系のアイドルっぽい服を選んだ。会計が終わると同じフロアにある別室へと案内された。10畳ほどの部屋がカーテンで4つの小部屋に仕切られているらしく、その中の一つに入って待機するよう指示された。僕の他に客はいないようだった。

 

 小部屋の中は薄暗く、かなり狭かった。シングルのマットレスが一つ敷いてあり、その面積がちょうど小部屋の広さになっていた。わずか2平米である。監視カメラ(リフレにはよくあるらしい)は設置していないようだったが、その代わりなのかモンスターズインクの目玉の方のぬいぐるみが置いてあった。お前を見ているぞ、のメッセージだろうか。ウエットティッシュやゴミ箱なども置いてあり、狭さや薄暗さと相まって微妙ないかがわしさを醸しだしていた。

 

 

 5分ほどすると、カーテンの外から失礼しますと声がした。僕があ、はいどうぞと言うと、女の子が入ってきた。入ってきたのはゆき(仮名)ちゃん、「こんにちは、お願いします」の声が爽やかだった。萌えリフレを謳っているお店ということで、萌え萌えのアニメ声でぴーぴー喋られたら地獄だろうなと思っていたが、杞憂に終わってほっとした。僕は曖昧な笑顔をつくり、距離感が分からないのでむやみに腰を低くして中に招き入れた。緊張して顔がいまいち直視できず、鎖骨や頬の辺りを見ながら挨拶をした。

 

 率直に申し上げて、ゆきちゃんの容姿はめちゃくちゃ可愛かった。顔の輪郭やそれぞれのパーツがシャープで整っているのだが、目尻が少しだけ垂れて全体の印象を和らげており、絶妙に僕好みの顔をしていた。雰囲気も若々しく健康的で、利発そうに見えたし、スタイルも良くて申し分がなかった。風俗店と違って自分を騙さなくていいんだと思うとすっと気が楽になった。理想と現実とのギャップを性欲と自己暗示とで埋める作業にはほとほと嫌気がさしていたのだ。

 

 「とりあえず座ろっか」と言われたのでマットレスに座ったのだが、ゆきちゃんはこちらに身を寄せながら腰を下ろすと、僕の隣にぴとっとゼロ距離で座った。短いスカートから伸びたふともも(健やかで可憐)が僕の脚に密着している。思いのほか距離が近く、僕はおろおろした。かなり健全寄りのお店と聞いていたが、想像していたよりもインファイトなのかもしれないと思い、緊張で身体が固くなった。チンポもふんわりと固くなった。

 

 隣に座ったゆきちゃんに、「今日は何するん?」と訊かれた。実はリフレが初めてで、何をするのかよく分からないと伝えると、ゆきちゃんは初めてで私を選んでくれてうれしいと可愛い社交辞令を言った。ゆきちゃん曰く、マッサージと添い寝とハグが一応のサービスだけど、個々のお客さんと何をするかはあまり決まっていなくて、中にはお話だけして帰る人もいる(10000円も払うのにである)とのことだった。僕はお話だけして帰りたくはなかったので、とりあえずマッサージをしてもらった。

 

 まずは僕がうつぶせになり、ゆきちゃんがその上にまたがった。ゆきちゃんのマッサージは意外と上手で、腰や肩をなかなか本格的に揉みほぐしてくれた。気持ちいいと伝えると、「私のはちゃんとしてるねん」と自慢げだった。僕は当初の緊張も次第にほどけ、身も心もすっかりゆるゆるになった。余談だが、今までに見た客の中でも僕の腰はダントツで悪いらしく、私の手に負えないからと整体を勧められた。

 

 マッサージを終えると、添い寝をしながらお互いのことを雑談交じりに話した。ゆきちゃんは20歳の専門学生で、中学から空手をやっていて、好きな食べ物はお肉とのことだった。ゆきちゃんはあまり女の子女の子しておらず、接していて気を遣わないタイプで、凄く感触がよかった。なんだか波長が合う(主観)なと思いながら、とりとめもない話をしたり冗談を言って笑い合ったりして過ごした。僕は全く満足してしまい、リフレって大体こんな感じなのかな、少し高いけどちょっと良いなと感じていた。ここまでで20分くらい経っていたと思う。

 

 会話が落ち着いたタイミングで、ゆきちゃんは僕の腰にさりげなく右手を載せてきた。あ、なんか流れ変わったなと思ったが、突然のことで固まってしまい、身動きが取れない。ゆきちゃんは、固まる僕の脚に細いふとももを絡めると、鼻が触れるくらいにすっと顔を寄せ、そのまま僕の目をじっと見つめた。視線に耐え切れずに僕が目を逸らすと、ゆきちゃんは「ふふふ」と笑い、一呼吸置いて「お兄さん、いいね」と云った。何がいいのかわからない。ゆきちゃんの悪戯っぽい笑顔が余りに可愛くて途方に暮れた。

 

 流れが掴めないなりにも、性的な展開に誘導されているのが雰囲気で分かった。ゆきちゃんは徐々に身体を密着させてきていたし、僕の腰や首筋をいじって反応の良い箇所を探しているようだった。僕はゆきちゃんから仕掛けてくるとは思っていなかったので、気持ちを性的なモードに切り替えるのに時間がかかったが、頭に先んじてチンポはバキバキに勃起していた。声高に叫ぶチンポに促され、いいのかなと思いながらゆきちゃんの腰(女の子の細い腰!)や脚におそるおそる手を伸ばした。当然の性欲と、人生経験と自信の無さと、追加料金の恐怖との三つ巴によって僕の脳内は猛烈に空転した。

 

 最中、ゆきちゃんが僕の左耳の縁を指先でなぞった。それに反応して、僕が「ん…」と呼吸を乱したのをゆきちゃんは見逃さず、「耳、好きなん?」と嬉しそうに訊いてきた。僕は「うーん・・・」と一瞬考えてから「かなり、好き」と正直に答えた。それを聞いたゆきちゃんは、そっかそっかとにやけながら耳の穴の周りや裏側を細い指で弄り始めた。願ったり叶ったりである。僕は小さく息を漏らし、心地よい快感に身を委ねた。できるならあと3時間くらいこうしていたいなと思った。

 

 しばらくして興が乗ったゆきちゃんは、僕の右耳に顔を近づけると、はむっと甘噛みをした。反応した僕が「んん」と息を漏らすと、ゆきちゃんは僕の目を見てニヤっと微笑み、今度は耳に舌(やったー!)を入れてきた。舌の肉感とゆきちゃんの息遣いが脳に直接伝わり、「あ、あ、ああ」と反射的に声が出た。ゆきちゃんは満足げにふふふと笑ってから、耳元で「もう、隣に怪しまれるから変な声出したあかんで」と囁くと、身をよじる僕を押さえつけ、右耳を小さな舌でさらに刺激し続けた。僕はぞくぞくと快感に震えながら、こんなに理想通りになっていいのかなと薄まる思考の片隅で思った。

 

 1分ほど弄ばれた後、僕の耳は解放された。頭はくらくらして何も考えられず、チンポは既にはちきれんばかりになっていた。ゆきちゃんはふうと息を吐いてから、僕のパンパンになった股間に目を遣り、服の上から指先でつつーとなぞった後、思い出したように「そういえば、ハグってまだしてないなあ」と言った。今更何がハグだよと思ったが、「してない」と僕が素直に答えると、ゆきちゃんは鷹揚な仕草で僕の腰にまたがり、体を倒してぎゅっと抱き着いてきた。僕はもうあれこれ考える余裕がなく、なすがままにゆきちゃんの背中に手を回した。

 

 身体が重なる部分がぴりぴりと痺れ、服と服が擦れるのが気持ちよかった。ゆきちゃんへの好意が皮膚の表面まで上ってきているのが自分でわかった。ゆきちゃんは僕の顔をぼんやり見つめていたが、すっと目を閉じると、僕の口に小さくキスをした。不意打ちだった。僕がぼーっと固まっていると、ゆきちゃんはにこっと笑い、さらに顔を近づけてきて、二人のおでこや鼻がつんつんと触れた。なんだか夢見心地だった。その後は何度か小さくキスをして、おしまいだった。正直に言うと、この辺りは深い陶酔の中にあってあまり覚えていない。意識と無意識がドロドロに溶け合い、何も考えられなくなっていた。

 

 その後もなんとなく離れがたく、身体をくっつけてごろごろしながら、時間がなくなるまでまったり過ごした。60分経過を告げるタイマーが鳴ってからも、ゆきちゃんは私これでラストだからもう少しいいよと言ってくれて、二人でだらだら帰る準備をした。帰り際、部屋から出て明るい場所で見るゆきちゃんはやはり愛らしく、「お兄さんまた来てな」と手を振る姿に思わず見とれた。僕は半にやけでへなへなと手を振り、絶対また来るぞと強く心に誓った。

 

 

 

 

 

 以上、初めてリフレに行ったのだが、想像を遥かに超える満足感だった。改めて自分で読むと、風俗まがいの身体的な接触が多くて物質的な快感が大きいように読めてしまうが、実際は二人でだらだら喋ったり冗談を言い合っている時間が殆どで、可愛い女の子と笑いあった経験が乏しい僕はそれが凄く楽しかった。ゆきちゃんと気が合ったのは多少あると思うが、ずっと身体が密着していてチンポが膨らんでいるのが丸わかりなので、かえって自分の性欲や下心を意識しなくてよいのが気楽でよかったのかなと思う。自意識が強いオタクはリフレに行け。

 

 そうは言っても身体的な気持ちよさも十分にあって、それ目的のお店と比べても遜色ない快感があった(僕の体質の問題もある)。服一つ脱いでいないしもちろん射精もしていないのだが、開幕から全裸スタートのソープランドよりもよほどえっちで興奮した。性的な満足には射精も裸も関係なかったのだ。

 あと、興奮だけして射精はしないことによって、帰り際の満足感や終盤のテンションが保たれるのもあると思う。これが風俗店なら、射精した直後に今まで性欲で騙していた様々な無理が一気に破綻して、険しい現実に襲われるハメになるのだから、この部分は大きい。

 

 ただ、満足感の一番の決め手は、やはりゆきちゃんの資質そのものにあったと思う。さんざん褒め倒した通り、僕にとって満点大満足な女の子だったし、学生さんなのである種の素人感があり、変にすれていないのも凄く良かった。

 今思えば、ゆきちゃんは僕に対して好意を持ってるんじゃないかと勘違いさせるのがかなり上手かった。少し考えれば、若くてかわいい女の子が気持ちの悪い人見知り成人男性に好意を抱くわけがないと分かるはずなのだが、ゆきちゃんの立ち振舞いはそこを錯覚させるリアリティがあり、あざとさや不自然さがなかった。おかげで、ゆきちゃんは僕にハマってたんじゃないかなと今でも半ば思いこんでいる。もうどうにもならない。

 

 風俗界隈には、風俗嬢に付き合ってくれとか結婚してくれと本気で頼み込んだ挙句、フラれたり出禁になったりする本物の狂人が一定数いるらしく、なんでそんなバカなことをするんだろうと以前は思っていたのだが、今回で身をもって理解してしまった感がある。僕もあと3回ほど通ったら付き合ってくれと懇願して出禁になりそうな気がするし、実際3回通うくらいすぐだと思う。僕の明るい未来に期待してほしい。